海賊船 Wonder Wind の冒険と略奪の日々を綴った航海日誌。
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7月17日 パラノイアの休日
=焼肉海賊ジャックの日誌=

――――――――――――――――――――
 (海賊は――狙われている!) ・・・自意識過剰もいいとこだ。「自分がいなくても世界は回る」が、この世界の不文律だ。

 たぶん、これはCP/PLレベル問わず多方面から「もう来ないでください」「他のPKと同じ扱いとする」「関係を絶ちたい」宣告を受け、襲撃できず 獲物ナシ の退屈地獄で干上がった脳みそが見せた、幻覚なのだろう。

 だが、俺はこの妄想を払拭できないでいた。

 親不孝亭で、いつものようにハイドして酒を飲みながら読書しようとすると

 Jack Shandy: 姿を隠しました
 Jack Shandy: 発見された! 「おお?」ささっ どの場所を調べますか?

 シーン… 姿を隠しました 発見された!
 「どっかにひまじんがいるなー? 出て来いー」 ・・・

 DHと言えば、この近所だとアンパンマンだ。 確かに俺の最近の2被は 実際には彼のトドメであり、酒場外でのドサクサのチャンスは逃さない男だったが… 気さくな方なので、話しかけても無言という事は今までにない。 (お、おかしい… )

 「ふむ」 俺は平静を装うとアジトに跳び、辺りにブチ撒けるための新型火炎ビンを掴んで帰ってきた。 キョロキョロ 姿を隠しました ・・・・・・ (中の人の)背中を汗が伝うが、謎のDH使いは既に気配を断っていた・・・。

――――――――――――――――――――
 すると、今度はUOチャット『海賊営業中』に、無言の herby が現れた。

 Jack Shandy: ん? 商人のハービーか
 Jack Shandy: 海賊に何か用か?

 シーン… なんだ? 奴はワリと船で商品を輸送するらしいので、俺は船を出そうとアジトに跳んだ。 が、 「!?」 俺の おんぼろジェニィ号がない。 昨日も散々航海したのに、腐ったのか? 鍵リコする。

 おんぼろジェニィは、GDM城の北側にあたる海岸に停まっていた。 タラップの鍵は閉まってる。 そして船首をめぐらすと、1画面分ない距離にハービーの船が現れた・・・

 「よおw」キーコキーコ 「げげ まさか ホントに会うとは・・」 「何で俺の船がこんなところにあるのか知らねえが 運のツキだな。 さ、積荷をよこせ」 「荷はおろしたあとだよ・・」 嘘に決まってる。 「ち じゃあ売り上げをよこしな」 「売上も銀行さ。今は小銭しかないし・・」 「じゃあ身包みもらおうか」・・・

 その間、俺の頭は警報を鳴らしっぱなしだった。 俺は、自分の船――商売道具を、とても大事にしている。 こんな所には停めないし、錨も鍵も点検は忘れない。 前回の俺との間には2パックが入っただけだが、彼は俺のいない間に船を動かした事はない。

 確かに、俺の船以外は全部腐っていたが・・・海賊の船持ちは元来、他の船を借りるぐらいなら拿捕した船を幾らでも蔵出しするし、気に入らなければ買っていた。

 罠だ。w 大体、跳んだ船の先に覚えがなく、さらに直後、普段 散々探して週に1,2隻がいいとこの獲物が目の前に現れる・・・そんな確率がどれだけある? 見れば見るほど、この狭い海域の陸の配置も気に入らなかった。

 「何かにおうぜ。 俺は船をここに止めちゃいねえ。」 「つまり 嘘ついてるとでも?」 「誰かが、俺の船をこの近海に引っ張ってきたってことだ」 「ん、んー」 「俺はとっととズラかることにする。 さ、よこしな」

 「ホントこれしかないんだよ」馬鹿にしてるわけじゃないよ チャリン…34GPだった。 「ほかになんかねーのかよ!w 商人だからこそ危機管理は万全というわけか」 「えーと あと・・あ これ かなりいい これ一個で許して」 すごい皮帽子を渡されたが、頭の悪い海賊の俺は、もうかなり混乱していた。 「俺はこの帽子しかかぶらねえ。 いーや、いっちめえ。 殺しても何も出ないか確かめてえが、10秒やる。」10,9,・・・

 「ふ、ふぅ・・しかしほんとに 会うもんなんだな・・ じゃ 遠慮なく・・・ありがとね」キーコキーコ

 本当は、即座に殺して荷ラマを漁るべきだった。 だが、相手のタラップを渡り切るのを、俺の何かが激しく止めていた。 一旦広い海に出ればどこでも良かったから、待つのも5秒どころか、あいつが「ありがとね」なんて告げた時点で追うべきだったし、隠れた奴がいないか新型火炎ビンも投げてみるべきだったし、そして何よりも・・・

 「げげ まさか ホントに…」「ほんとに 会うもんなんだな」――そう言わせたのは、誰だ。 一体 誰の入れ知恵だ? と訊くべきだった。

 その後、猛然と追撃を開始したが、ちょっと頭を使う奴には10秒は長すぎた。 かなり前にブリがねぐらと聞いた気がしたので そっちにヤマをかけたが、海賊だけにヤマをかけて当たる事は少ない。 こうして、俺は本当は荷ラマに入っていたかもしれない巨万の富をみすみす取り逃がし、甘いチキンなヘッポコ海賊としてハービーに記憶されることになった。

 その後は、しばらくいつもの場所に停めた船で根性ハイドして、恐るべき見えない敵(笑)が現れるのを待ったりした。 結局、当たり前のように何もなかったのだが・・・ しかしまあ、1人、心の中の葛藤だけで、おそろしく楽しめた1日だった。
(お わ り)
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7月14日 ジャック・シャンディ殺害
=焼肉海賊ジャックの日誌=

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 親不孝亭。 「うーんどれがいいかな」 「んー なにがです? 私へのプレゼントですか?」 「いや スパークをぶっ殺す弓」

 俺はバカ正直に 忍者ナターシャとの おしゃれな酒場の空気をブチ壊した。 「あはは… あ、そうだ。ここは SRから指輪を強奪ってのも あつくない?」 「おうよ それでスパークは俺の奴隷と」 「愛ですねぇ」

 「…やだよ きれいなお姉さんが奴隷とかならともかく。 あんな弟じゃ真っ平だい」 「萌える展開では?」 「指輪は奪って、海にでも捨てちまうか 焼肉に仕込んで誰かに食わせてしまえ」 「あはは 白い魔物とかね? なんでしたっけアレ、うみのSOSの・・・」

 ここでベルトホルドが来た。 どうやら昨日、KFH(フリーダムホーク騎士団)は、親不孝亭に来る前のSRを追っていたらしい。 SRは指輪はこの場所にはないといい、KoCに挟まれた地勢だったこともあって引いたとのこと。
 俺の方は刺客ブリゾ事件について、ただもの理論のグラたん=グラナーダ好き説を開陳する。 「…好きは関係ないだろ」 「あー、グラたん好きならデュアン王とかかもな」 「いや だから それだろw 普通に。」 「えー?ちょっと*したり****した事はあったけどさ」 「そうか それで命狙われたら たまらんな」とベルトホルドは皮肉る。 「でもよー…」

 その後、やっとスパークが来た。(実はずっと隠れてたが、ご近所のアンパンマンに気付かれたらしい) 俺はすかさず屋上に出て、高笑いしながら 「とうっ」 とか飛び降りてみたりしたが・・・たれも見ていなかった。

 「今回はあまり 余裕を見せられないので…」というと奴は、まずボーラで俺を落とした。 他に武器落としや爆弾を使った…らしいのだが、あまり気にしてなかった。 ブリゾの方が、さらに魔法で押す分ヤバかったからだ。 単調さは無いから「実験」は進んでるってところか。 だが

 Jack Shandy: muck no puropera is attacking you!
 敵の一撃はあなたの装甲を貫いた! 「ぐは?!」
 Jack Shandy: anpanman is attacking you!
 敵の一撃はあなたの装甲を貫いた!
 バンクボックスから300ゴールドが引き落とされました。

 「えっ ちがうの、、襲撃だとおもた・・」――今日のMVPは、ご近所のムックのプロペラ君だったという。 「くそー うまくかくれてたな!」

 たったかたったか「…グッジョブ! 海賊ジャックの首は取った! (私自身も知らないうちに) さすが私!」 「くそー狡ぃぞスパーク! こんな伏兵をっ!!w」 「わはは 人望がないから こうなるのですよ兄上!」ゴソゴソ 「何だとコラ…ああっ!しかも自分でやったわけでもないのに!? この悪党っw」 「というわけで あなたの陣羽織を 首の代わりに持ち帰り 私はSR入りを果たすのです! ・・・すべては指輪のため。また会いましょう、海賊ジャック!」ビヒュン 取り返そうと弓を絞ったが、一足遅かった。

 このドサクサの間に、ブリゾと店長メルローズも来ていた。「じゃあ寝る前に ブリゾとジャックが 決着つけてもらえると 助かるのですが」 やけに けしかけると思ったら、親不孝亭の店長メルローズは、実はKoCの配下なのだそうだ。(プロフにも書いてあると威張られた) 「決着ったってなぁ…おいねぇなぁ…」契約期間きれてんのに 「俺の方がおぃねぇよ。なんでこうバタバタと襲われるんだ」獲物が来てうれしいけど

 だが、結局ブリゾは今日は手を出して来なかった。「あれからどうした?依頼人は」 「うん、まぁ、ご立腹?」 「ご立腹だけど口封じとかはされてないのか」 「メルローズ店長に預けられたのよ」 「吐いてるw」←ベルトホルド 「うん、俺も今そう思った」 つまりKoCだ。鈍い俺にもやっと分かった。 (お わ り)
7月13日 操られた男
=焼肉海賊ジャックの日誌=

――――――――――――――――――――
 親不孝亭。「グラたん? グラ(※グラナーダ)のことを好きなやつってことかもよ」ただものさんが珍説を展開する。 「とするとヒロカズ?」 「なるほど!ってか最近そっち方面だな。ひひひ」エリックが冷やかす。 現在ただものさんは忍者の雲霧ちゃんと うひひひ だからだ。

 そうしてると、黒装備の男女がやってきた。 俺はよく見もせずに酒を薦めていたが・・・ 「ち、よく見りゃSRかよ」 ダフニス、ディアナにマキだった。「今日は少々用事があってね。。フフ」 「今さらおっとり刀で海賊退治にきたんか?」 ダフニスが言い放つ。「スパークよ、汝の指輪への忠義 見せてもらいましょう」 へ? 俺はもう1人ついて来ていた黄色い男を見て、やっと気付いた。

 スパークだった。

 「ぶははは ひーひー おかしいなこりゃ」 「面白いでしょ?フフ」 「何か勘違いしてねえかSR? 俺の弟はな・・・指輪なんかなくても 俺とは殺しあうんだよ!」 「どっちにしろ、あんた達が目障りなことに 変わりはないわ」 ディアナが答え、スパークがうわごとのように呟いた。 「海賊ジャックシャンディ―― 漆黒騎士団の命により 殺害する。」

 俺は最初、見物しようとしていたダフニスを狙ったが、さすがにスパークがそれをさせなかった。 海賊仲間はエリックに、途中から2パックも来ていたが…俺はそれに気付かず、指示も出せずじまいという三流以下の指揮で、結果は俺とスパークの1onとなる。

 Jack Shandy: Divinum Furis
 Spark: Consecrus Arma
 *Lightning Strikeを繰り出した!* 

「仲のいい兄弟ですねぇ」 「いいもんでしょう?」 まるでキツネ狩りを楽しむかのようなダフニスとマキの横を、かつても、騎士の技で殴りあった兄弟たちが駆け抜ける。

 「あっちで死んでるぜ」俺が勝った。「次はお前か? マキ」 「いや 十分にデータは とれたとおもうよ」 「データってなんだ」 「さっきも言ったが 指輪の実験を しているのさ。 アンタの刺客として スパークを送り続けるんで よろしくな」 「兄弟水入らずで 楽しんでね」 「そういうお前を殺れば面倒は なくなるのかな? ダフニス」 「指輪がなくなっても襲うんでしょう? フフ」 「指輪の力 影響がどこまであるのか 見てみたい」 「壊れるだけだと思うぜ」 「バンパイアは不滅だよ」 「キョウイチのあれ 見てないのか」 「そのための調査よ」 「不滅が・・笑わせる最期だぞ」 「忠告はありがたく受け取っておくわ」 「死など 大した意味はない」

 「ミストレス・ダフニス。先ほどの忍者がここを嗅ぎ付けてこないうちに引き上げましょう。」スパークはすっかりダフニスのナイトだ。 「ダフニス。あんたを殺して指輪を奪うとするじゃん?・・・スパークは俺の奴隷に?w」 「かぎつけられたようですね・・」 「させない約束さ。去れ、ダフニス」奴らは去って行った。 「毎日兄弟げんかか。(スパークに)酒代ぐらい持たせてやれよ」「ちぇ、いつか奴隷にしてやるからなーー!」 「嫌な台詞だ・・」

 その後、エリック、2パックと海で獲物を探し、帰りに動物園を見に行った。 「かえるだけ・・・」 「入場者 少なすぎて 倒産ですか?」 「うわ、なまなましいな。ロイヤル・ズーが聞いて呆れるぜ」  動物たちすら逃げ出した世界で、スパークは指輪にとらわれている。

 エリックが呟く。「スパさ 毎回襲われるのもだるいから 開放する方法探してみるか?」 「ん。でも・・・賢者の塔はなくなってるらしい」 「ふむ」 「誰がこの手のことに詳しい? 見当がつかんな」 「だが賢者自体は居るだろう。 さらってご協力願うか? まあ色々調べておこう」 (お わ り)
7月10日 グラタンの好きな人
=焼肉海賊ジャックの日誌=

――――――――――――――――――――
1.おいねぇ状況

 親不孝亭。 「一つ聞いていいか?ブリゾ。何の仕事してるんだ?昔から」 「ん?それは、まぁ…」 ベルトホルドとブリゾが、先生とプーの卒業生のよーな会話を繰り広げていた。

 「フ、今は某国に雇われていてね…」*偉そう* 「へー、そいでそいで?」 「まぁ、そろそろ契約が切れるんで」 「だめじゃん」 「ともかく残り数日と言うところで おいねぇ 状況になってね…」

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【おいない(おいねぇ)】 いけない。よくない。悪い。マズイの意。
 (英)bad  (例)おいねぇーのー(いけないなー) 
 「それは、おいないですよ」は実は標準語になっていないので、注意が必要。
 ブリゾの出身が、何故べスパーの片田舎なのかが垣間見える言葉でもある。

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 「それでジャックさんに少々お話が…」 「何だ、金なら無いぞ(キッパリ」 「ちょっと外でよろしいかな?」 「いいぜ?」テクテク 「・・・オレは帰るか」 「いや、かまわんさ」スタスタ

 「で?どんなおねがいだ」 「フ、貴方の命が欲しい(クールに」

 *すぐに投げろ!*「そうか」 ヒョイヒョイ 「え、ちょ、クールに返された…」 「ほれ、とってみろ」..2...1...*ドガン!!*

――――――――――――――――――――
2.戦闘

 実際には、クールなんてもんじゃなかった。俺はヒイコラ遁走し、ブリゾが追撃を諦めてから奇襲、普段使わない騎士の技から透明馬まで使ってやっと倒したのだ。 狭い屋上を指定されていたら、こっちが殺られていただろう。 ベルトホルドが蘇生している。 俺は死体を漁ったが、指令書みたいのはなかった。

 「しけてんなー金目のものないし」 「フ…」 「てか さっきの話につながるんだろ?解雇されそうって」 「んー、こんな俺でも殺れないとなると・・・消されそうですね(ボソ」 「え、ちょ…」 「うむ 短い付き合いだったな。忘れないぞ。」 「こ、こいつぁ おいねぇぜ…」 「どうするよ」 「ここはいっそバックレテ海賊だろ」  「んー弓が暴発しそうだ。まずは身づくろいしたら?」 「・・・不覚」ごそごそ

 「で、端的に言うと 誰だ」バシュバシュ 俺は無抵抗のブリゾーに次々と矢を放った。 「え、ちょ…」ドスドス  「だれだって いってんだよ」 「そ、それは 口が裂けても言えねぇぜ…」 「だれだ。海賊を舐めんじゃねえぞオラ」Consecrus Arma - vinum Furis 「うは ブリゾ、命は大事だぞ」 「・・・弁護士が来るまで何も話さんぞッ」 「ほう」*You are attacking Brizo!* バスバスバス 「あ、スイマセン…」 「上にいこか」テクテク 「やれやれ、おいねぇ事になったぜ…」トボトボ

――――――――――――――――――――
3.尋問

 俺は座ると懐柔策に出た。「――まあ、仕事だからよ。そうそう辛い立場も分かるぜ? だがなあ 海賊を1人で殺ろうなんざ思われると、俺も後が辛えからなあ」つーわけで吐け 「フ、それを吐いたら殺されちまうぜ・・・」 「行方をくらませよ。追っ手があるなら、どんな裏ルートででも運んで見せるぜ?」 「・・・そうだな。そもそも帰っても安全かどうか わからん」 ベルトホルドが、今にもカツ丼を頼みそうなノリで同意する。 だが、ブリゾは言った。

 「――ここで吐いたら 一生俺は 『プ、brizo』 だぜ?」

 俺はそこに、たとえ最後の崖っぷちだろうと、既に人に笑われていようと踏みとどまろうとする、本物の男の意地を見た。

 「わかった。とっても想像できちゃう 生々しい光景だった」 「え、そんな…」 「ていうか手遅れだ。これで帰った時点で」 「もういい、じゃあこうしろ。バカな俺がどう転んでもわからなそーなヒントをくれ。それなら吐いたことにはならんだろ」  「えーと」 「俺にも少しはチャンスがある。どうだ、フェアだろう」 「く…確かに…」

 *カタン*「ま、オレは 聞かないで置こう」ベルトホルドが気を利かせて帰った。 俺とブリゾだけが対峙する。 「他の海賊なら12回は死んでるとこだ」 「うわ…仕方ない、か…」 「そうだ、仕方ない。運が悪かったんだ」 「自分の命を狙われて気にしない奴などいないからな…(シリアスに」 「ああ。心当たりがたくさんありすぎて特定できん」 「うーん、どんなヒントを…」 「自分で考えて、自分で決断を下すのが冒険者だ。覚悟を決めな」

 「…奴の好物はグラタンだ」

 「・・・・」ほんとに全然分からん。 俺は「なんだと?!そんな・・・バカな、アイツの筈は・・・!!」とゆうよーなリアクションを入れてみたものの、そんなもんで分かる筈も無かった。 「フ、自分の胸に手を当てて思い出してみなよ」 ブリゾもノリノリだ。

 「ふふふ、だが、まあいいだろうッ ――これから俺は、敵に会うたびに こう問うことになるだろうぜ! 『時におめえ、グラタンは好きか?』ってな!!」

 「フ、クールだぜ…」 分かるわけねーだろ。 3人中2人は はい と答えそうだ・・・もはやツッコミがいない今、どこまでもボケる2人であった。

――――――――――――――――――――
4.奴の行く末

 「もういい、いっちまえ。また襲ってきてもいいぞ」 「いや…俺はこの任務を降りるとするよ…」 「それで生きて帰れるのかよ。こすっからそうな雇い主だ」 「フ、自分を襲った人間に向かって言う言葉とは思えないぜ」 「俺は客観的だからな」 「・・・とりあえず、アンタには助けて貰った事になるからな。この借りは何時か返すぜ。 うん、いつか。 きっといつか」

 「――そんなふうに感じてるなら、今ここで殺すぞ!?」 「え、ちょ…」 「ケッ、甘い海賊なんて評判立てられてみろ!商売によくねー。 そーだやっぱ殺そうソレがいい 10数えるうちに退散しな。10,9,8,7,6,5」

 そう、俺は確かに、ブリゾに 海賊になるか死か を選ばせても良かった。 だが奴は、踏み止まるかもしれなかった。 挽回するかもしれなかった。 海賊ではなく、まだ英雄になれる男かも知れなかった。 まあこの後、もし転げ落ちて追われたとしたら、ソレはソレだ。 その時こそ、俺は甲板でこいつに背中を預けることになるのかも知れなかった。 だがそれはまた、別の話である。

 ましてや、その 海賊になる とゆーやり取りを俺がスッカリ聞いてなかったなどと言うわけではない。 いやもうそれは、断じてそうゆうワケではないのである。

 「やれやれ。フ…また会える日を楽しみにしているよ(クールに」*ヒラヒラ* 「そろそろ1」 「え、ちょ…」

 「うはははははは!」Consecrus Arma - Divinum Furis *ズッギャーーン!!* POTと騎士魔法で体を膨れ上がらせ、哄笑し、弓で射掛け、追いたてながら・・・俺は、嬉々としてブリゾの行方をこうして見送ったのだった。 (お わ り)
7月8日 えんじぇる日記をよろしく
=焼肉海賊ジャックの日誌=

*すぐに投げろ!*
「海賊V*Nだ!なんかよこしやがれ!!」 「またねぇ~^▽^//」Kal Ort Por - Recall ..1...ドカン!! 相手は跳ぶのに失敗。 俺のおんぼろジェニィは名前に恥じない不器用さで獲物にまとわりつく。 俺は魔法は張れないから、相手がどっちを向くかを読んで船体をぶち当てるしかない。

「oOOO OoOoo」 「ふー!今日やっと1人目の仕事だぜ・・・こらー」おいおいおい? 「ooOoooooO」アイアイ、サー。 「ooO OoOOOoOO」アイアイ、サー。 キーコキーコ 「・・・往生際がわるいっつーの! まてえーーw」Turn Around Forward キーコキーコ あー、止まりましたよ旦那。 「まあ金はあきらめろ。こっちも商売なんだ」 「OOOooo」

 ところが、死体の倒れどころが悪く、どう張り付いても、お宝は盗れねえ事が分かった。 「・・・・」ザザーン・・・ この辺は島影一つ見えねえ海域だ。 「しかたねえこっちこい」くそー 「Oooo oOOo」 「気まぐれで包帯巻いてやるっていってんだ!」 「OOooooooo oOooOoOoo」 ここで相手のタラップに一生懸命乗り移ろうとして失敗してたのは秘密だ。 「まったく もうけになりゃしねえ!」 *死者を蘇生することが可能だ。* 「ありがとぉ^▽^」 「あんたPKKを名乗ってるのか」PKK AnGeL MeguII・・・大層な名だった。 「AWCです」 「今度隙のないときに殺り合おうぜ」 「あい」

 「一番最初の台詞 もう1回 言って」 「さいしょの?」 「うん こっちにきて」 「忘れたわそんなもん。あー 海賊だ金を出せこんちくしょう だったかな?」 *ぺこり*「ありがとう 撮影完了です」 「?」

 「えんじぇる日記をよろしくね^-^」 ・・・変な奴だ。「アトラクションじゃねーぞ! こっちは生活かかってんだからな!」 「頑張ってね♪」 「くそー くそー」 どっちが襲われたんだか分かりゃしない。 「銀行の船鍵でリコしてくるー」 じと「・・・その間に俺が何とかして盗っても文句ゆうなよ」 「^-^;」

050708.jpg

やっぱ盗れなかった。 キーコキーコ

 ――この航路はイケる。 今でこそ言うが、海賊ってのは生半可でない気長さが必要とされる稼業だ。 今回のは、数多の海を散々駆けずり回り、諦めて呑んだくれ・・・「いや、この広い海には必ず獲物がいるはずだ!そう信じろ・・・一瞬たりとも目を離すな!」と再び航走を始めて4日目のことだった。 強奪はできなかったが、俺は諦めずに南下を開始する。 ・・・魚やサンダルが落ちている。 俺は海水を舐めるよーにそれらを拾い集め、まだ見ぬ獲物に肉迫した。

 見えた!! PKK AnGeL MeguII:「おっと」 「・・・またかよ」 どうやらこいつは北上して、一周してまた会っちまったらしい。 「う」 「他に誰か見なかったか。もうえものはいねえってこったな」 「さっき釣りしている人いたよ」 「ああ、その釣果がこれか・・・でもきっとスキルあげなんだろうな」 「なるほど」 「襲ってもしゃんねーか、ここらじゃ。かといって 他に獲物もいねーんだよな」 「^-^;」 「あんたも陸戦なんだろ」 「うん」 「魔法撃ってこねえし」 「魔法撃てるよ」えんじぇる び~~~むぅ♪ *ビビビビビ* Corp Por 「おっと」*Lightning Strikeを繰り出した!* ドスドス

 「うー」 「一日に二度襲うなと」 「うん」 「婆ちゃんの遺言だ」 「^-^」 「俺は陸でもなんとかやるつもりだから その時にしような」 「うん」 「じゃ あばよ」キーコキーコ 「・・・頑張ってね ^-^//」 くそー同情するんじゃねええ「がんばってゆうな!! AWCなんだろ!」 「・・・がんばってね♪」

 こうして2隻の船は、今度こそ再び会う事はなかった。――後で「えんじぇる日記」ってどっかのHPのことか、と中の人が検索したが、見つかる事はなかったとゆう。 (お わ り)
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