海賊船 Wonder Wind の冒険と略奪の日々を綴った航海日誌。
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5月29日 脱出の海賊
=焼肉海賊ジャックの日誌=

――――――――――――――――――――――――――――――
1.連行

 領内を徘徊していた海賊1名を捕囚した。
 賊の処置については今後検討することとする。
 
 -セレスティア王国 王立騎士団-


「いやー、話すだけ話したら用なしでしょ」 セレスティアの釣り師リーリーキッドが魚ステーキをくれる。 「ふん、まだ大事な点を 話してないもんねククク」もぐもぐ 「大事なポイント?」 「よしんば連環船要塞の計画が知れたところで あんたらに海をくまなく 探せるとは思えん」うははははw 「まぁねw」だはは「でも、あんまり話しすぎると、仲間にこっそりやられちゃうよ^^」 「いや、俺がどこまで裏切るかもラルフは計算済みさ」 「もし、あれだったらセレスティアに入れば良いのに。うちら、地味だけど―― ・・・あ、 まってて」

外に誰か来ている。 「お迎えだ 10万工面したってえ」 「なんだと!」 外に出ると階段の下からプラティが睨んでいた。 「ハ、ハァイ」おこってる…? 「10万は」じと「じゃっくが返済しろよ・・・」 「うわーやっぱり!」*カクーン 「…がんばれ。腹がへったら また家の焼き魚くわしたる」ぽんぽん

で、俺を連れてキッドは1人で出てくる。 「おっさんもかなり無用心やな…死なす?」 「私はこう見えても 平和的だ」 「うちは平和的じゃないよ?」 「まぁ、無事すんだら 下の酒場で一杯どうかね」 「ナンパかよ」あきれたオッサンだ。 「うひひ それはまー その時に」てくてくてく

ここで緋影忍者シックボーイが一瞬見えたが、今回とは関係がなかったようだ。 交渉は別の場所らしい。 リーリーキッドは俺を連れて、てくてくとついて行くのだった。

――――――――――――――――――――――――――――――
2.交渉

湾に小船が浮かんでいた。 臆することなく乗り込む釣り師。 「この時点で10万はらわんで いい気が ギュンギュンするな・・・」 「そうかな。。。それは勘違いだよきっと」 リーリーキッドは動じない。 「・・・・」キーコキーコ 

沖にジンとバナナと金貨を乗せた大型船が見える。 「無事だったか ジャック」 「おお、一杯いるな」 「おっさん、あんた度胸はあるが かなーり危ない橋渡ってるぞ。 わかってるか?」なんで俺が心配せにゃいかんのだ

「おかね みえへんか? みてのとーり 10万やね」どーーーん

「まぁ、みれるはみれるけどねぇ」 「鍵やな? ジャックのしゃくほー かくにんできたら むこーの船で わたそー」 「ほいほい」 「すこしまたれよ」

「無理せず、腹へったら、焼き魚食べにきなさい ジャックドン」金を積んだ大型船にリーリーキッドが移った。 俺たちは小船へ。 「で、次はどうすればいいのかな」落ち着いたものだ。 「・・・ちょっといいか?」 「ん。終ったら ジャックから 船の鍵 わたせ」 「おk」

タラップを挟んで向かい合う。「あんたの度胸に免じて教えよう・・・いいか、よく聞け」 「うん」 「米粒島・・・DotIsland近海だ。 できるものならとめて見やがれ、俺達を」 「米粒島....」 「あとは自分たちで何とかしろ」

「達者でナー」ざざーん 去っていくリーリーキッドと10万。 「(・_・)なじんでたんか・・・」 「違うな。 俺は挑戦したんだ、あいつらと海賊の どっちが勝つかを。 面白くなってくるぜ?」けけけけけ・・・ しかし。

「どうすんだよ」 「ジャック 必死で働いて返さないとね」 信じられん。10万渡しやがった。 俺はしれっと甲板に立つ仲間3人を見た。 俺なら絶対にやらない、俺にそんな価値はない。 それともあると思っているのか? そんなバカな。 プラティ、おまえ貯金3万切ってるんじゃなかったのか。 なのに。 俺が感動の涙をためて皆を抱きしめよーとしたその時

「やっていい?w」 「ごー」

「へ?」 プラティとバナナが悪魔のよーにさわやかな笑みを浮かべていた。

――――――――――――――――――――――――――――――
3.海難事故

リーリーキッドが戻ってきた。 船上には骸骨がいっぱい。 Backwards を唱えているが、なぜかこっちに来る。 と、周りにポポイと網が10枚ぐらい浮かんだ。 *ど ば*

「ぎゃー!」俺の目の前で、水エレと海龍の大群がリーリーキッドの船を飲み込んで行った。 「・・・不幸な海難事故だ。」 「事故だなあ」

リーリーキッド、セレスティアはいい所だ。 俺たちはただ、立ってる位置が違うだけだ。 地味なんてゆうな、これからもきっと楽しい。 だってほら、こんなに派手 ちゅどーん

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4.救出

「――蘇生代と もんすた 退治代 7万もろとくね」みょいん
「うぅぅぅ」 「お大事にー 海のばけもんには きをつけてね」 「サワヤカに笑いやがって この悪党どもー」 「悪党はジャックだろ」 「俺が 狙ったのは龍だぞ」 「ああ そーなんね じゃあ ジャックも がんばた!」 「敢闘賞」 「ちゅーわけで うちらに たすけてもらったと くれぐれも わすれんよーに (*’▽’)」 「あ、は、はぃ」 「素直だな!」 「やさしい海賊 海で人助けの巻」

ざざーーん キーコキーコ 「・・・どうせ こんなことだと思った」感動した俺がバカ 「よし、7万は3人で山分けだ」 「へ?」 「もーかった」 「もーかった~ あれで7万も~ おいしいお仕事・・」 「ちょ・・・だって、えええ?」 「ソレとこれとは計算が別」 「ジャックは十万 かえせ」 「ちょぉおおおおお?!」 「うーん 誰のハラも傷んでない 素晴らしい保釈劇だ!(ー▽ー)」  「痛んどるわっ! この悪党ーーーーーー!」

3000円のリボ払いだと、36回かかる事が分かった。
(おわり)
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5月28日 囚われの海賊
=焼肉海賊ジャックの日誌=

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1.混線

恋に悩める?男ヒロカズと、食い意地の張った俺。ゆう事バラバラのおかしな海賊コンビが、セレスティアの城を急襲していた。

「グラナダ。話もないけど…」 「ないんだ…」 「――顔見にきた。無性にあいたくなっただけ…恋だな」 「だいたいワイン欲しいだけでなんで通行料なぞ払わなきゃならんのだ?!」 「なぜ海賊なんぞにワインをださなければならんのだ?!」 「あ、ニコットにも 会いたいから 恋だと伝えといて?」 「騎士はそんなケチばっかか? 気前のよさはこれっポッチもないのか?」 「違います! 生活が苦しいんです!」 「その前に、領内を賊が徘徊することが由々しき自体だ。紅き名をぶら下げていること自体、問題なのだ」 「ふざけろ 名前の色なんかうん○でも食らえ そんなもんで」 「上級騎士に恋など。。。」 「ああ、身分違い…悲恋だ。悲しいけど コレが現実か…真面目に非武装で来たのに」 「黙って還すわけにはいかんな。。。」 「黙って帰せないということは・・・! おみやげか?! おみやげをくれるのか?!」 「なんか怒ってるっぽいから グラ、デートしようか? ちょっと体育館うらに…」

 (#/__)/ 「――この2名を更に王国侮辱罪で拘束する。。。拘束だ!」

――――――――――――――――――――――――――――――
2.捕縛

「…だとさ?」 「ジャック オレマジで 非武装だから 後はまかせた!」 「ひでぇ」 「安易に国家の領内をふらつかぬことだ。。。」 「じゃあつかまえてみな」 「がんばれ じゃっくー」ヒラヒラw

「うはははーw」 だが、チョーシこいてデュアン王に雷撃をお見舞いしたのがマズかった。 *動けない!* レズン・シュナイダーがパラライズを連射。「はいはい」 *動けない!* *動けるようになった!* *ガツン* 

「任務完了」 「OooOoOo(くそー)」 「一名、確保だな」 「もう一人は?」 「逃げたのでしょう」 「ジャックシャンディー、来てもらおう。そなたは人質だ」

――――――――――――――――――――――――――――――
3.下っ端海賊のひみつ

ヒロカズが戻ってきた。ラルフとリーも連れている。
「そなたの仲間は拘束した。どうする?」 「――保釈金とか?」 「金より、外套だ。我が騎士から 奪った 外套を 還してもらおうか」 「・・・あー、甲板ふいて」 「・・・*プチン*」 「ボロボロに なったらしい」*げらげら*

「…まあ、賊ごときの絆などその程度のものだろうて。哀れだな」 「うはははは!あたりめえだ。ジャックなんぞはいて捨てるほどいるわ!」 

いいぞー。実にすがすがしく悪党なせりふだ。んがしかし、ラルフたちはトンでもないことを言い始めた。 「ドフォーレ可学、コピー作成」 「うむうむ。実にイージー」 「劣化するから 頭わるくなるのが 欠点」 「OooOoOo?!(なにぃー?!w)」 「ジャックは昔 もっとかしこかった!」 「しかも無駄に焼肉を作る」 「0oo0 OoOoOOO-(おまえらいいたいことをー!w)」

ここで、スパークの恋人カレン・ハナムラがデュアン王へ謁見に来た。が、取り込み中のようなのでと引いていった。

「さて、そろそろ ジャックを 返しやがれ」 「どうでもよいのでは なかったのでしょうか。。」 「代わりはいくらでもいるのだろう?」 「コピー代が もったいないだろ 300GP…」 「地球に優しい海賊なんだよ」 どういう理屈だー! 「返してもらうほうが 高くつくのでは。」 「ウーム」 「OooOooO(こらそこっ!真剣に悩まないっ)」 「。。。以前、グラナーダの身代金はいくらだったか?」 「金貨10万です」

かたーん ←天秤のかたむく音。 
「さらばだジャック」ヒュゥゥゥゥ~ 「着替えはもってきてやるぞ」覚えてたら 「むしろ10万だすから グラくれ」 ヒロカズ、君だけ天秤にのってるものが違う。 海賊たちは去っていった。

――――――――――――――――――――――――――――――
4.幽閉

「さあ、くわせろや、くさい飯」 「そなた、もう戻る場所はないな ジャック。。。赤目の称号など捨てて冒険者になったほうがマシに」 「ばーか 俺が海賊やめるわけねえだろ」 「言葉遣いが 悪いです。」 「皮肉を殺ぎ落として城壁にぶら下げて、賊への見せしめにするか」

笑いながらデュアン王が言う。 俺は立ち上がった。 「やってみな…後悔させてやるぜ」*ジャラ* 「やっていいそうだぞ *微笑*」 「汚そうだから 私は辞退いたします」 「ちと腐臭がタダよって 我が美しき砂岩の城の美観を損ねるな。。。」 「だから やってみろってんだこのバカ王様 なめんじゃねえぞ海賊を。 おらおらおら」 「私にそのような口が聞けるのか」 「どうしたよほら」 「反抗的ですね」 「やっていいか?」*ドシュ* 「死なない程度に痛めつけてかまわん」 「はーっは! 騎士なんかにアタマ下げたら笑われすぎて俺がおかしいわ ブッ」 

「気に食わんな。。。グラナーダ、気に食わんぞこの賊」 「まず 虜囚は捨て置いて カレンさんのご用事を 伺ってはいかがでしょう」 

「なんてタイミング・・・」 見ると、カレン・ハナムラが再訪していた。 「おおーカレンだ」 「お兄様~^0^/」 「黙れ、罪人。カレン嬢。。。我が国を侮辱した囚人に親しくするのは問題ですぞ。。。」・・・

その後、彼らは謁見の間へ移っていったため、王とカレンの間でどんな話があったのかは知らない。 後で聞いた話では、前回(5/25)の護送でスパークに立ち塞がったSR(漆黒騎士団)の真意を探る目的で、SRと同盟中のセレスティアを訪れたらしい。

そもそも、俺は知らなかった。 こうしている間に、スパークらがユーに向けて再度『魔王の指輪』を護送中だったとは・・・はからずも俺は捕まったことで、またもあいつを邪魔したか、助けたことになる。

そして王が引っ込んだ所で、なけなしの粋がりも限界となった。 俺は命惜しさに、海賊の秘密をべらべら喋り始めたのだ。 とある海域で建造中の、要塞化された連環船団の計画。 魔王の指輪の情報に、フェルッカが沈むという噂。 もちろん、肝心な位置、座標、時間の情報は命綱なので伏せておく。 夜が更けるまで、俺の独白は止まることがなかった。

 領内を徘徊していた海賊1名を捕囚した。
 賊の処置については今後検討することとする。
 
 -セレスティア王国 王立騎士団-

5月25日 かつての青さは見る影もなく
=焼肉海賊ジャックの日誌=

1.出撃

親不孝亭に行くと客――バイロンがいたので、すかさず焼肉を出してみた。
*ドン* 「30分で食ったら御代はいらねえ」 「ははは」もぐもぐ 「あ、食えなかったら5000円な」 「う、それは高い・・・ジャック、こういう指輪って 使う人おらん?」 「ん?そういうのはプラチがくわしいな。 プラチ」 「う?」 「バイロンがお前に指輪をくれるそうだ」 「?!」 「うわあ求婚だ」 「あ、そうなるのか」 「なにー 飼い主に断りもなく」 「ラルフ、プラチと そんな ただれた関係か」 「そんなんじゃねえ、純粋にペット」 「・・・それはそれで問題だと思われ」 ワイワイ

そんなこんなで夜も更けた。海賊は お仕事の時間だ。 
前から噂になってたが、今日はミノックからユーまで街道を輸送されるブツがある。 『かつて青かった男』 なんてのがアチコチで渡りをつけ、折れ矢亭では冒険者も雇われたと聞く。 今回は海じゃないが、目の前をお宝が通るのだ。 たとえ陸だろうと、悪党がそんな カモネギ を素通りさせるワケがなかった。

メンツは、ラルフ、リー、プラティに俺。 他の3人は陸戦も良くこなすツワモノだ。 よく海賊は陸じゃカラキシだと言われてるが、それは俺だけなんじゃないかと思う。

――――――――――――――――――――
2.麒麟

Marnie: 見てくれ!悪いやつがいるんだ!ガード!
Geoff: お前のような犯罪者が来るところじゃない!ガード!
うるせえ。」 三叉路からバッカニアーズ・デンの門へ、だく足で進む。 「!」 「ちい」 冒険者の一群を待ち受けるつもりが、かかったのは一頭の麒麟・・・じゃなくて、魔王の弟、今は忍者のキョウスケだった。

「おうおうおう」 「てめー こんなとこで なんのよーだ」 「俺の肉になれー」
「街道歩いて 街から街に行くのが 趣味なんだよ」 とサワヤカに言いやがるキョウスケ。 「で、海賊のほうが どうしたんだ?」 「待ち伏せだ」 「こんなとこでか」 「このとおり、獲物もかかった。 さ、はらってもらおうか」 「全部脱いでけ」 「・・・俺が 忍者ってえこと わすれてねえか?」

「だからどうした。 俺の弓もはや…」 …くなかった。一瞬で掻き消えるキョウスケ。 だが、誰かが投げたConflagrationポーションの炎に燻りだされる。 パラライズ、ウィザー、雷撃。 「逃げるからだ」 金目のものだけ奪う。

「来ねーなあ」 「最短で コーブ裏~コブトス北 とおったんちゃうんか・・・?」 「あーあー それはある!」 「やべえ 普通に そっちのが はええ!」 俺たちは散開して逆戻りした。

――――――――――――――――――――
3.老魔術師

親不孝亭の傍の橋に、聖徳の王国(HKV)の白髪の宮廷魔術師ランドと、スカーレットがいた。 「縄張りを おかすつもりはない」 静かに告げるランド。

「じゃあなにをおかす つもりだ!」 「領内を 警護しているまで」 「ああ? 勝手にてめえの領内にしてんじゃあねえぞ・・」 「海辺はぜんぶ俺らのもんだぞ」

しかし、今さら領内の警備だと?「何かたくらんでねえか?」 「とりあえず 橋の 利用料 はらえ」 「むう・・・おぬしらは 我が領の 現状を知って いっておるのかえ・・・」 急に目をうるうるさせた爺いを、プラティはあっさり流した。「しらん」

俺は知ってた。 先週 俺が焼肉スキルを復活させたのは、年金が滞って肉が食えないと酒場で嘆くランドを見て、思わず焼いて食わしたからだ。 だが今日は、爺いを丸焼きにする番だった。 戦う気になったランドが、早口で詠唱を始める。 コレが入れ歯にミニ四駆モーター積んでるんじゃねぇかとゆーほど早いのを知ってるので、俺はもっぱら弓のパラライズで止める事にする。 倒れた爺いの鞄に、そっと焼肉を入れてやった。

――――――――――――――――――――
4.かつて青かった男

やがて、途中で来たセレスティアのグラナダや、スカーレットも交えての乱戦となる。 「\SRもいたぞ」ラルフが怒鳴った。 「(この橋に)やけに こだわるじゃねえか?!」 「\リー、ボーラ投げろよ」 いつの間にか、他の冒険者も混じってきている。 俺は撤退する1人を深追いしすぎ 「!」 輸送隊の本隊に突っ込んでいた。

Fで1ヶ月に見る人数以上の敵がいた。 その中心で 「――戦闘を中止しろ!」 叫んでいる奴がいた。 それは、かつて青かった男――元SST国王スパーク。 そして、奴は俺を、なぜか 『不肖の兄』 と呼ぶ。

「おおおお? な、なんだこりゃ?!」 「\にげれ」 プラティに叱咤されて何とか動く。 俺たちは逃げた。

――――――――――――――――――――
5.運んでいたブツは

奴らは一旦、聖徳の城キャメロット (親不孝亭の川の対岸にある) で荷を降ろしたらしい。 そして俺は、そのブツが何だか分かった気がした。 あれだけの警備、そして先週 耳に挟んだもう一つの噂。 ベルガルが、また暗躍しているという噂・・・

橋に戻ると、仲間とはぐれて装備を回収している冒険者に会えた。
「おわ」 「まて おまえ、スパークに 伝えろ。しってるか?」
「な、なにをだ?」 「・・・

  『あんなものにうかつに手を出すな、 死ぬぞ

 ――と。 兄貴としての 最後の伝言だw」 

「ぐ」 「けっけっけ、いまならキャメロットとかにいる。さすがに手が出せねえ。じゃあな」 

立ち去ろうとして、もう一度振り返った。
「お前、名は」 「ダン ランドレス」 「おぼえておこう。海賊のジャックだ、海なら容赦しない」 「・・・おぼえておけよ」  骨のある冒険者だった。

親不孝亭に着くと、リーがボヤいてた。
「ボーラ投げるのはいいけどよー! 投げる奴おいてくの やめろよう!」 「はっはっは!」それでも死なないのなお前

「さっき回収に来た冒険者に伝言を頼んだ。ありゃ 魔王の指輪 だ。」
「うへり」 「――アレはヘタに触ると厄介な代物だからなあ」
「どっちの意味で、厄介なんだ」 ラルフが訊く。 俺は答えた。

「世界の あらゆる意味において厄介だ。 人間がいなくなったら 俺らの獲物もねえ」

(おわり)
日常は焼肉のけぶりに霞み
=焼肉海賊ジャックの日誌=

本当にどうでもいい話をする。 
最近また肉を焼けるようにした。 だが、俺の焼肉は古来から非常に高度なテクニックを要する。 必殺技に近いものなので10枚に1枚しか焼けないという幻の逸品だ。 え?嘘つけ?・・・ま、まあ、たくさん生肉を用意しておく必要があるわけだ! そこで、海賊稼業の合間に生肉を集める事にした。

ただものEXさんのこだわりの一つに「酒の産地は混ぜるな」があるが、俺もそれに習って肉は混ぜないことにする。 焼く時にも下手すると一気に焼いて混ざってしまうので、注意する必要がある。 こんな感じに工夫した。
XUO0109.jpg

今日はハーピーにシーサーペントに普通の大蛇、ワイバーンにサイクロプスか・・・俺って小物だなーとつくづく思う。 生なのでそのうちえもいわれぬようなニオイがしてくる気もしたけど、某酒場の魔王汁よりはマシだろう。 とりあえず親不孝亭の棚に貯蔵しておいた。

そもそも何で焼肉と、ついでに剣まで捨てたのかは・・・まあ、それはまた別の話。それで思い出したが、昔Raizenがやってて俺が真似した植物の旗竿。
XUO0113.jpg
(いつになく反抗的なTiller Man)

これはかっちょえーのだが橋を通るとき引っかかる事が分かった。 気をつけよう。
XUO0117.jpg

5月14日 デンの港は燃えているか?
=焼肉海賊ジャックの日誌=

1.出航

俺がヤマト号に乗り込むと、海賊は総勢4人だけだった。 ヤマトの船長で海賊獣医のジン、海賊紳士2パック、血みどろプラティ、それに焼肉海賊の俺。
「\遅れてすまん。で、俺がジョナサンを締め上げて吐かせたのによると、だ。 14日に護衛任務がある。船を使うらしい…以上! これしか情報はない」

「\かもめみたいな名前やな。 わー、あばうとー(*’▽’)」
別の船に1人乗り込みながらプラティがのたまう。勇んで展開したは良いものの、この広い海で探すアテは全然なかった。
「\サーペントピラーに到着。 敵影なっし」

「さっき港にいったら 人たくさんいたけどな」船長ジンがおもむろに舳先をデンに向ける。  「肉食っていいか」 「食え食え…って言う前に食ってるな?」 「うむ」 もぐもぐ  満腹になる頃には、デンの桟橋が見えてきていた。

――――――――――――――――――――
2.デンの港で

「おおお、人がいるぞ?」桟橋には、見慣れない闖入者が10人余りいた。
黒い騎士、商人のハービー、傭兵らしきのが大勢に、酔っ払いの爺さん。
(Haborym Herby AHIRU Kent GURAN Parsifal junkbomb MATO Melrose Valcan Elton)

口々に因縁をつけ始める俺たち。 「ヤイヤイヤイ!」 「おれ達の島でなにやってんだ!」 「デンが海賊の縄張りだと知っての狼藉か」(ちなみに、この紳士風のは2パックだ。)  騒然とする奴らに、ジンがもう一度一喝した。 
「質問にこたえろや ごるぁ!

「・・・レースと言えば 許してもらえるのだろうか?」
「・・・」 「レース?」 「レースって、あのヒラヒラのアレか」
「それは服・・・」 「頭悪そうな海賊じゃのう・・・」
とかアホやってる間に、向こうの誰かが2パックを攻撃しやがった。だが相手が悪かった。 横にいる俺が恐ろしくなるよーな速さで弓が唸る。 
「ぅぉ」 「!?」 「なんだやるかぁ」
「おっとまて!」まだ話の途中だ。俺は止めた。

「何しやがるんですか もうゴメンナサイじゃすみませんよ・・・」
俺はその男に目を向けた。 「おまえ、ジョナサンの話に出てきたな…青白い男」 俺はそいつに、ジョナサンを半殺しにして海に流した話を面白おかしく語ってやろうとしたが、相手はそれどころじゃなかったようだ。 場の空気が熱くなり始めていた。

「で、あれだ」「レースってなんだ?」 落ち着いてのんびりと促すジンと2パック。 「君たちには関係ないことだ」騎士の野郎が一蹴する。「ムッ」
しかし、他の人間たちが口々に喋ってくれた。
「ブリテインまでの船レースだよ」 「負けたほうが 賞金を払うんですよ」 「へえ」 「まあ 黒蛇金持ちだから いぱーいだしてくれる」 「ほお」

「…つまり、おれ達の海に 船出そうってンだな?」ジンが指摘する。
「しかも海賊島の目の前で、だ。どうする船長」 「いつも通り仕事をするまでよ」 「出発点にDENを選んだのが運の尽きだな」2パックが弓を構えた。

「邪魔する気満々だな」 「レースの妨害なら…」
「ふん、バッカニアの海で何言ってやがる…」 俺が言いかけたときだ。
「ええい 貴様ら薄汚い海賊が この町にくるんじゃないわい!」
酔っ払い爺さんのEltonの声が響き渡った。
「げ、挑発したら…」 「おじいちゃん…すいません この人酔っ払ってるんです」 Parsifal と Melrose が慌ててとりなすが、もう遅い。

「海と島は全部俺たち海賊のもんだぜ。てめえらこそ失せやがれ、この…」
「失せたいんですが・・・船を出させていただけませんか?」
なおも収拾をはかるMelroseだったが、血の気の多い他の傭兵達が動き出していた。 「やるなぢーさん!」 「爆弾持って来るべきだったか!」

「ごちゃごちゃ話してても始まらん。海にでるなら覚悟しとけよ」 ジンがそう言った先から、相手の数人が自分の船に乗り込む。お仕事は、慌てず急いで正確に。船上だけに爆弾を投げ込むジン。
バシュバシュバシュ 相手をハリネズミにしながら、2パックが言い渡した。
「神聖なるDENに足を踏み入れたからには ショバ代として 命を頂く。そいつは見せしめだ。」 俺達は1人を殺してひとまず引いた。

――――――――――――――――――――
3.海賊の海で

その後、近海を遊弋していると、よせばいいのに奴らが海上に出てきた。
「みっけ」 「おらおら」 「てめえら待ちやがれ!!」
「ココに船浮かべるんだったら通行料払いな」

相手のValcanが傲然と対応する。 「いくらだ?」
「30000GPで見逃してやろう」
「そんなはした金でいいのか しけた海賊だな。」
「なんだと!んじゃ耳そろえてはらってもらおうか!」
「お母ちゃんにお小遣いもらってきな。それともミルクがいいかねぇ」
…そこで、俺たちは、まあ、その出所不明の余裕を粉砕する事にしたわけだが。

攻撃に移る前、例の爺さんがこう喚いたのを覚えている。
「やかましい、薄汚い海賊め!この徳の海から消えうせるがいいわ!」 
「…ばかか?お前。 徳の海だと?笑わせるな」
――こいつは、この世界の何を見たというのか? いつの時代の黴臭い本を読んだか知らないが、魔法で忙しくすれ違いつつ暮らす人々が何を知るというのか。 俺は操船訓練で、数多の海を航海した。永久航路も、広大な外海も、小さな島も沿岸の湾も岬も舐めるように帆走した。
徳だと?そんなものは何処にもなかった。

「覚えておけ。海は海賊のものだと言う事を…」
結局、ヤマト号とプラティは海上の同じ船を2度壊滅させた。ジンと2パックが奮闘し、プラティが爆弾でチャッカリ一掃したらしい。俺はといえば、貴族の女みてえに終始わめいてるだけだった気がする。

――――――――――――――――――――
4.勝ったんだか負けたんだか

「…で、レースだって?w」 「ううむ・・・」
この時は分からなかったが、実は、俺たちはまんまと一杯食わされたのだった。

あれは、レースなんかじゃなかった。
ジョナサンの話に出た青白い男(MATO)がいたこと、乗組員が多すぎたこと、何よりもレースにしては操船があまりにお粗末だったことからも、気付いてしかるべきだった。 やはり何かを護衛していたのだ、あれは。 きっと叩いたのは囮の船だったのだ・・・

さらにMelroseが無邪気にも「ブリテインまで」と漏らしていたのに、やっつけた船の進行方向を見て俺とプラティがヴェスパーに向かってしまったのもマズかった。 まあ、ジンと2パックはブリに向かったんだが、何しろ網が粗いってもんだ。 その後、獲物に会うことはなかった。

またも、手の届かない沖で でっかい魚が跳ねたような気がする・・・
だが、俺達には分からないのだった。
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