海賊船 Wonder Wind の冒険と略奪の日々を綴った航海日誌。
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5月14日 デンの港は燃えているか?
=焼肉海賊ジャックの日誌=

1.出航

俺がヤマト号に乗り込むと、海賊は総勢4人だけだった。 ヤマトの船長で海賊獣医のジン、海賊紳士2パック、血みどろプラティ、それに焼肉海賊の俺。
「\遅れてすまん。で、俺がジョナサンを締め上げて吐かせたのによると、だ。 14日に護衛任務がある。船を使うらしい…以上! これしか情報はない」

「\かもめみたいな名前やな。 わー、あばうとー(*’▽’)」
別の船に1人乗り込みながらプラティがのたまう。勇んで展開したは良いものの、この広い海で探すアテは全然なかった。
「\サーペントピラーに到着。 敵影なっし」

「さっき港にいったら 人たくさんいたけどな」船長ジンがおもむろに舳先をデンに向ける。  「肉食っていいか」 「食え食え…って言う前に食ってるな?」 「うむ」 もぐもぐ  満腹になる頃には、デンの桟橋が見えてきていた。

――――――――――――――――――――
2.デンの港で

「おおお、人がいるぞ?」桟橋には、見慣れない闖入者が10人余りいた。
黒い騎士、商人のハービー、傭兵らしきのが大勢に、酔っ払いの爺さん。
(Haborym Herby AHIRU Kent GURAN Parsifal junkbomb MATO Melrose Valcan Elton)

口々に因縁をつけ始める俺たち。 「ヤイヤイヤイ!」 「おれ達の島でなにやってんだ!」 「デンが海賊の縄張りだと知っての狼藉か」(ちなみに、この紳士風のは2パックだ。)  騒然とする奴らに、ジンがもう一度一喝した。 
「質問にこたえろや ごるぁ!

「・・・レースと言えば 許してもらえるのだろうか?」
「・・・」 「レース?」 「レースって、あのヒラヒラのアレか」
「それは服・・・」 「頭悪そうな海賊じゃのう・・・」
とかアホやってる間に、向こうの誰かが2パックを攻撃しやがった。だが相手が悪かった。 横にいる俺が恐ろしくなるよーな速さで弓が唸る。 
「ぅぉ」 「!?」 「なんだやるかぁ」
「おっとまて!」まだ話の途中だ。俺は止めた。

「何しやがるんですか もうゴメンナサイじゃすみませんよ・・・」
俺はその男に目を向けた。 「おまえ、ジョナサンの話に出てきたな…青白い男」 俺はそいつに、ジョナサンを半殺しにして海に流した話を面白おかしく語ってやろうとしたが、相手はそれどころじゃなかったようだ。 場の空気が熱くなり始めていた。

「で、あれだ」「レースってなんだ?」 落ち着いてのんびりと促すジンと2パック。 「君たちには関係ないことだ」騎士の野郎が一蹴する。「ムッ」
しかし、他の人間たちが口々に喋ってくれた。
「ブリテインまでの船レースだよ」 「負けたほうが 賞金を払うんですよ」 「へえ」 「まあ 黒蛇金持ちだから いぱーいだしてくれる」 「ほお」

「…つまり、おれ達の海に 船出そうってンだな?」ジンが指摘する。
「しかも海賊島の目の前で、だ。どうする船長」 「いつも通り仕事をするまでよ」 「出発点にDENを選んだのが運の尽きだな」2パックが弓を構えた。

「邪魔する気満々だな」 「レースの妨害なら…」
「ふん、バッカニアの海で何言ってやがる…」 俺が言いかけたときだ。
「ええい 貴様ら薄汚い海賊が この町にくるんじゃないわい!」
酔っ払い爺さんのEltonの声が響き渡った。
「げ、挑発したら…」 「おじいちゃん…すいません この人酔っ払ってるんです」 Parsifal と Melrose が慌ててとりなすが、もう遅い。

「海と島は全部俺たち海賊のもんだぜ。てめえらこそ失せやがれ、この…」
「失せたいんですが・・・船を出させていただけませんか?」
なおも収拾をはかるMelroseだったが、血の気の多い他の傭兵達が動き出していた。 「やるなぢーさん!」 「爆弾持って来るべきだったか!」

「ごちゃごちゃ話してても始まらん。海にでるなら覚悟しとけよ」 ジンがそう言った先から、相手の数人が自分の船に乗り込む。お仕事は、慌てず急いで正確に。船上だけに爆弾を投げ込むジン。
バシュバシュバシュ 相手をハリネズミにしながら、2パックが言い渡した。
「神聖なるDENに足を踏み入れたからには ショバ代として 命を頂く。そいつは見せしめだ。」 俺達は1人を殺してひとまず引いた。

――――――――――――――――――――
3.海賊の海で

その後、近海を遊弋していると、よせばいいのに奴らが海上に出てきた。
「みっけ」 「おらおら」 「てめえら待ちやがれ!!」
「ココに船浮かべるんだったら通行料払いな」

相手のValcanが傲然と対応する。 「いくらだ?」
「30000GPで見逃してやろう」
「そんなはした金でいいのか しけた海賊だな。」
「なんだと!んじゃ耳そろえてはらってもらおうか!」
「お母ちゃんにお小遣いもらってきな。それともミルクがいいかねぇ」
…そこで、俺たちは、まあ、その出所不明の余裕を粉砕する事にしたわけだが。

攻撃に移る前、例の爺さんがこう喚いたのを覚えている。
「やかましい、薄汚い海賊め!この徳の海から消えうせるがいいわ!」 
「…ばかか?お前。 徳の海だと?笑わせるな」
――こいつは、この世界の何を見たというのか? いつの時代の黴臭い本を読んだか知らないが、魔法で忙しくすれ違いつつ暮らす人々が何を知るというのか。 俺は操船訓練で、数多の海を航海した。永久航路も、広大な外海も、小さな島も沿岸の湾も岬も舐めるように帆走した。
徳だと?そんなものは何処にもなかった。

「覚えておけ。海は海賊のものだと言う事を…」
結局、ヤマト号とプラティは海上の同じ船を2度壊滅させた。ジンと2パックが奮闘し、プラティが爆弾でチャッカリ一掃したらしい。俺はといえば、貴族の女みてえに終始わめいてるだけだった気がする。

――――――――――――――――――――
4.勝ったんだか負けたんだか

「…で、レースだって?w」 「ううむ・・・」
この時は分からなかったが、実は、俺たちはまんまと一杯食わされたのだった。

あれは、レースなんかじゃなかった。
ジョナサンの話に出た青白い男(MATO)がいたこと、乗組員が多すぎたこと、何よりもレースにしては操船があまりにお粗末だったことからも、気付いてしかるべきだった。 やはり何かを護衛していたのだ、あれは。 きっと叩いたのは囮の船だったのだ・・・

さらにMelroseが無邪気にも「ブリテインまで」と漏らしていたのに、やっつけた船の進行方向を見て俺とプラティがヴェスパーに向かってしまったのもマズかった。 まあ、ジンと2パックはブリに向かったんだが、何しろ網が粗いってもんだ。 その後、獲物に会うことはなかった。

またも、手の届かない沖で でっかい魚が跳ねたような気がする・・・
だが、俺達には分からないのだった。
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コメント
この記事へのコメント
ご苦労
俺の居ぬ間にブリタニアの海
それもバッカニアーズデンの海域を荒らすとはふてえやろうだ。
逃しちまったかも知れねーが、海には未だ海賊の目が光っていることは見せ付けたことだろう。

徳の海だと・・笑わせる。
ここは徳の加護のとどかないフェルッカの海だぜ。
くっくっく。
2005/05/17(火) 16:00:39 | URL | Nereus #mQop/nM.[ 編集]
海だけに泳がされたか!?

二度目に遭遇した船は『あえて』見逃したのだ、それともプラチ号が沈めた?

セリフとかすばらしく正確な報告書だな
2005/05/20(金) 00:01:10 | URL | Jinn #-[ 編集]
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2005/05/20(金) 23:29:41 | 黒蛇戦団
海上輸送荷物の警護 (FデンからFブリテイン・Fデン島の事前調査含む)当日、ギルドハウスに到着したところ、団長より地図の用意を頼まれたので、ブリテインの地図屋でFデンからFブリテインの地図を購入してきた。準備は完了し、団員はゲートトラベルにて移動。Fデン島へ到
2005/06/07(火) 15:46:02 | 野生の雁傭兵団の活動報告書
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